美白有効成分のひとつである「4MSK」。
これは資生堂が開発した成分で、資生堂とそのグループ系列のブランドにしか使われていません。
この4MSK、効く、と評判が高いのですが、どんな効果があるのでしょうか?
4MSKの美白効果とは?
「4MSK」の正式名称は「4-メトキシサリチル酸カリウム塩」ですが、これを略称して「4MSK(よんえむえすけー)」と呼びます。
この成分は、慢性的なターンオーバーの不調に着目して作られたもので、厚生労働省に認めらている美白有効成分です。
チロシナーゼ活性阻害と肌のターンオーバーを改善してメラニンの排出を促す効果があります。
シミが出来るメカニズムについてはコチラ
つまり、これひとつだけでシミが出来るメカニズムの2つの工程にアプローチ出来るということ。
シミを予防する確率があがる成分というワケです。だから効く、と感じる方が多いのかもしれませんね。
4MSKの副作用は?
効果があるものにはリスクがつきもの。よく効くと評判の4MSKに副作用はあるのでしょうか?
今のところ重篤な副作用は報告されていませんが、ピリピリして使えない、という声が多いのも事実。
というのは、この4MSK、サリチル酸の骨格をもつ比較的強い成分だからなんです。
サリチル酸といえば、ピーリングのイメージがある方が多いかと思います。
4MSKはサリチル酸誘導体なので、サリチル酸ほど強くはないのですが、サリチル酸には角質を溶かす作用があるので、敏感肌さんは注意が必要です。
しかし、ターンオーバーを促進する作用もあるので、ターンオーバーが乱れて肌がゴワゴワしていたり、ニキビ肌やくすみに悩んでいる方には使ってみる価値ありと言えます。
4MSK配合の化粧品は?
冒頭でもお伝えしましたが、4MSKは資生堂とそのグループ系列のブランドにしか入っていません。
そのため、4MSKが入った化粧品となると、かなり限られてきます。
最も有名なのが、資生堂の美白美容液の代名詞ともいえる「HAKU」ですね。
人気なだけあって、かなり色んな角度からシミを狙い撃ちしてくれます。
HAKUはドラッグストアでも売られているので、買いやすいのも良いところですよね。
ただし刺激を感じる方も多いので、出来ればお試ししてからの購入をおすすめします!
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